キムチ作りには欠かせないペースト状の唐辛子

キムチ作りにペースト状の唐辛子が欠かせません。このペースト状の唐辛子のことを韓国語で、다대기(タテギ)と言います。売られてもいますが、大量のキムチを作るなら、自分で作ったほうが安く仕上がるだけでなく、唐辛子によって色味や辛さも異なるため、作り手の好みで選べる楽しみもあります。
とても簡単ですので、ぜひ、キムチ作りには作ってみてはいかがでしょうか。それでは、作り方をご紹介します♪
準備物:①唐辛子の粉(コチュカル)

いいコチュカルの選び方
「コチュ」とは「唐辛子」、「カル」とは「粉」という意味で、コチュカル=唐辛子の粉という意味になります。このコチュカル、一見、どのコチュカルも赤いと思われるかもしれませんが、良質なものとそうではないものがあります。
色
そのヒントになるのは、“コチュカルの色”です。
粗引きのコチュカルなら若干黒身がかった赤色、粗挽きなら明るい赤色がおすすめです。特に、艶があるかどうかを確認しましょう。
産地
産地は必ず韓国産のものをおすすめします。韓国産の場合は、辛さの中に甘みがあります。種が同じであっても土壌が異なると栽培が異なるからです。特に陽をたくさん浴びた唐辛子は艶があります。
購入場所
東京都内であれば、上野アメ横にあるセンタービル地下には、韓国食品を販売しているお店が数件あります。もしくは、新大久保にある韓国食品店でも販売しています。もしくは全国各地にあるコリアタウンを見てみる、またはネット上でも販売しています。中国産なども多いため、産地を良く見て購入してくださいね。
もし、韓国旅行に行かれるご予定があるなら、ぜひ韓国の市場で直接購入されることをおすすめします。市場では、味見をさせてくれます♪
準備物:②出汁用にぼし

分厚くて太い、出し用の煮干がおすすめです。出汁具合が唐辛子のコクになります。
作り方
にぼしを煮る

お鍋いっぱいに水をいれて、煮干を煮ます。


にぼしがふにゃふにゃになってきたら、網などですくって出汁の完成です。
唐辛子に出汁をいれて混ぜる
唐辛子の粉をボウルにいれておき、そこにだし汁を注ぎます。この時、初めから全部の出汁を注がず、混ぜながら出汁の量を調整していきましょう。

かき混ぜながら、ペースト状に出来たら完成です!
完成

保存期間・保存方法と使い方
保存期間
保存期間は、タッパやジッパーに小分けにして冷凍しておけば、1年持ちます。
保存方法・使用方法
我が家では、直近で使うのであれば、タッパにいれて、冷蔵庫にいれます。
長期保存をする場合は、透明ビニールを2重にしてジッパーに入れておきます。冷凍すると、凍りますが、使うときに手で板チョコを割るよりも優しい力でポロっとカレーのルーみたいに取れるんです!!


最後まで読んでいただき、コマウォヨ~