【韓国文化】母ちゃんが作る昔ながらの白菜キムチの作り方♪

キムチ

11月頃になると韓国では1年間分のキムチづくりを始めます。
我が家は時折、食べたくなった時に作りますが、そんな1年分もストックできる場所はないので、作るのはせめて数カ月分、家族が食べるタッパ1つ分ぐらいです。作り方をご紹介します♪

母ちゃん
母ちゃん

キムチはひとりでも簡単に作れる保存食。全然難しくない、誰でも出来ます。好きな具材を加えてオリジナルキムチを作ってみては如何でしょうか♪

キムチの知っ得

キムチとは?

キムチとは、寒さに耐えるための保存食として昔から作られた韓国伝統食です。昔は、장독대というツボにいれて保存していました。日本でいうお漬物と同じですよね。 

장독대

最近のキムチ具材の変化

昔ながらのキムチは、実にシンプルな具材しかはいっていません。が、最近の韓国では、キムチの具材に様々な食品を加える嗜好が出てきています。例えば、リンゴ、カキ、トマト、肉、甘えび、牡蠣等々、各家庭によってもその味は様々です。

ちなみに具材の選び方として、1、2日で食べるキムチであるなら甘えび、かきもいいですが、長時間保管するキムチであれば、余分なものをいれないほうが見た目も綺麗で、腐らないので長持ちします。

キムチの使い方

キムチは作り立てから時間が経つにつれて、段々酸味が効いてきます。作り立ての味が好みの方もいれば、酸っぱいキムチの方が好きな方もいらっしゃいます。
ちなみにキムチの主な使い方としては、作り立てのキムチはあったかいごはんのおかず酸っぱいキムチの場合はチゲやキムチチャーハンを作る時に使うと非常においしいです。

キムチチャーハン
キムチチゲ

どれくらい持つ?

韓国では、キムチ冷蔵庫が各家庭に一つはあり、1年分を保存しています。日本のお漬物と同じですから、1年間味の変化を楽しむことが出来ます。

韓国の面白いキムチ文化についてはこちら↓

準備物

準備道具

  • タライ…白菜をカットして塩水につけるために使います。白菜の量に合わせて用意します。
  • まな板
  • 庖丁
  • 透明手袋…キムチを混ぜる時に使います。つけないと、手が痛い^^:

材料

  • 白菜
  • にんじん
  • だいこん
  • ねぎ
  • にんにく
  • 生姜
  • 黒ゴマ
  • えびの塩辛・・・韓国スーパーで購入できます。
  • 唐辛子・・・韓国スーパー等で購入できます。

えびの塩辛ってなに?

これです。韓国スーパー等に行くと、冷蔵食品のコーナーに並んでいます。韓国語では새우젓(seujok)といいます。すごくしょっぱいですが、すごくおいしいです。量が多いため、我が家では冷凍しながら1年以上使っています。

キムチにいれる唐辛子の作り方

唐辛子の粉末にはあらびき、中引き等がある中、中引きのものを選びます。韓国スーパーに行くと色々あると思いますので、聞いてみてください♪

  1. まずは、だしを作ります。お鍋に水、出汁用の煮干しをいれて出汁を作ります。
  2. 出汁ができたら、こします。
  3. 中引き粉の唐辛子に出汁が熱いうちに掛けながら混ぜていきます。これで完成です。
  4. 熱が冷めるまで放置しておきます。少し時間がかかるため、その間にキムチの具材を作り合わせておきます。
母ちゃん
母ちゃん

ポイントは、だし汁が熱いうちに唐辛子の粉にだし汁を掛けること!
熱ければ熱いほど、唐辛子の赤さは赤々と色が綺麗に発色しますよ~

キムチの作り方

下準備

キムチには下準備が必要です。キムチを作る前日に準備しましょう。

下準備①:白菜を一口大カット・塩水につける(1日)

タライに水と塩をいれ、塩水を作ります。水の量は、白菜が水につかる程度まで入れましょう。塩は少しずつ入れながらしょっぱくないか、少しだけ味見しながら添加します。

次に、白菜を一口大にカットします。たらいの塩水に白菜を入れます。上から重しをのせて一晩放置します。うちは重石の変わりに、こんな感じで別のタライに水を入れて上においています。

この状態で1日置きましょう。塩水が白菜に浸透して美味しくなります。

下準備①: 水を切っておいておく(翌日)

1日置くと、白菜はしんなりします。ざるに移し変えて他の下準備をする間、しっかり水を切りましょう。

下準備②: 唐辛子のペースト(タテギ)を作る

キムチ作りには欠かせない唐辛子のペースト(タテギ)を作って置きましょう。冷凍しておけば1年以上持ちます。詳しい作り方はこちらをご覧ください。

本番

野菜をカット

にんじん
カブ

今回は、シンプルににんじんと冷蔵庫に残っていたカブを入れてみました。キムチは各家庭によって入れる具材は様々です。リンゴ、柿などの果物を入れると甘みが出ます。いかの塩辛をいれると隠し味になります。

調味料を入れていく

タライに直接おろすと楽
全部入れた状態

すりおろしにんにく、すりおろししょうが、えびの塩辛、黒ゴマを入れていきます。

タテギを加えて混ぜる

タテギを加える
全具材を混ぜ合わせる

最後にタテギをいれて混ぜます。この時、タテギの量は少しずつ味見しながら添加していきましょう。

完成

タッパーにいれて、完成です。この量であれば、我が家は1ヶ月持ちます。

まとめ

キムチは大げさに、難しそうに見えますが、手軽で誰でも簡単に上手に出来ます!!
食材もご自分やご家族好みにあれこれアレンジしてみる愉しみもあり、作り置きしておけば、納豆キムチ、キムチチゲ、キムチチャーハン等々、いい付け合わせになってくれます。
添加物なしで、調味料の量も調整できるため、大変身体思いのヘルシー食品でもあります。

ぜひ、お試しください♪

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