韓国の伝統家庭料理で、結婚式や法事などの冠婚葬祭などにも出てくる定番メニュー「チャプチェ」の作り方・レシピをご紹介します。
具材を炒めて、麺をゆでて、混ぜるだけという簡単料理です。
にんじんやほうれん草など、彩りがきれいなので、食卓には映えるので、ぜひ一度作ってみていただきたいお勧め料理です。
レシピ
材料
必要な材料を書き出していますが、必ず全て揃わないと出来ない料理ではないです。
あればよし、なくてもよし。
せめて、ニンニク・生姜は味の決め手にもなるのでこれだけあれば、なんとかなります。
具材
定番野菜はこちらですが、今ある野菜で代替してもOKです。
- にんにく:1個
- しょうが:半分
- にんじん:1本
- ほうれん草:1房
- たまねぎ:最低限半分
- 牛肉:1パック
- はるさめ
はるさめは、日本のはるさめでも良いですが、もし韓国のはるさめで試される場合は、こちらをおすすめします。日本のはるさめよりも太くて弾力があり、チャプチェの味によくなじみます。
チャプチェを作る時は、韓国食品メーカー老舗「オトゥギ」のこの麺を使うことが大半です。あの麺の太さと弾力さは、さすが、この麺だからこそ出る食感です。
韓国人の私は、生まれたときから、この麺しか食べたことないです。この麺が韓国人の定番です。
調味料
全て、フライパンを1円周できる程度の分量があれば大丈夫です。
- 油
- ごま油(香り付け)
- 白ゴマ(黒ゴマでもOK)
- 味の素
- 砂糖(我が家は黒糖やサトウキビを使用)
- 醤油
下準備
野菜
野菜を切っておきます。
- にんじん→千切り
- ごぼう→千切り
- まいたけ→細かくさく
- たまねぎ→千切り
- ほうれん草→3当分でざく切り
はるさめ
はるさめをゆでておきます。
ゆで方は使用する春雨のメーカーによって若干異なると思いますが、今回、使用した韓国のはるさめの場合、沸騰したお湯に春雨をいれて10分ゆでます。柔らか麺がお好きな方は2~3分もっとゆでます。
ゆで終わったら、ザルに入れてお湯を切り、冷たい水に少しさらします。そうめんのように全体に水を流して手で麺をささっと手でほぐします。
水を切るために、ザルに入れた状態で、そのまま置いておきます。韓国のはるさめは長いので、下の写真のように、十字でカットしておきます。
作る手順
①野菜を炒める
下準備は、チャプチェに混ぜる具材を1種類ずつ、フライパンに油をひいて炒めていきます。用意した具材の中で火通りに時間が掛かりそうなものから入れていきます。
まいたけをいれて炒めます。
炒まってきたら、ごぼうを入れます。
次に、にんじんを入れて炒めます。
上の具材を少し炒めたら、たまねぎを加えて炒めます。
たまねぎを少し炒めたらほうれんそうをいれます。ほうれん草がしんなりしてきたら、火を止めて、そのまま置いておきます。
こんな感じで放置。
②お肉を味付けして炒める
野菜を冷ましているうちに、お肉を炒めます。
手間を省くため、フライパンに牛肉を入れ、その上から、にんにく・生姜をすりおろし、白ゴマ、砂糖を入れ、炒めます。
炒めると、水分が出てきますが、気にせず炒め続けます。牛肉がくっつくので、お箸でほぐしながら炒めます。
水分が飛ぶとこんな感じでお肉がぱらぱらしています。これで火をとめて終了です。
③全ての具材を混ぜる
皿洗いを増やしたくないので、野菜を炒めたフライパンの中で具材を混ぜ合わせていきます。
まずは、ゆでて放置しておいたはるさめを、どーん。
はい、こんな感じ。
続いてお肉をどーん。
その上から、調味料系を全部加えます。ここで加えるのは、ゴマ(白でも黒でも)・砂糖・醤油・ごま油・です。すべて、1回ずつ円周をかくように入れます。
混ぜます。お箸で混ぜるのもいいですが、手の味とやらで、透明手袋でもいいので手で混ぜるとなぜかもっと美味しく感じます。
具材と麺が偏らず全体にまぜあわさったら完成です。
④完成
子供でも少しお砂糖の量を多くして甘めにすると野菜も一緒に食べれると思います。炭水化物なしのでんぷん麺なので、低カロリー料理でもあります!!
保存期間
日持ちしない料理であるため、作ったらその日に食べることをお勧めします。
残ったらタッパに入れて翌日までなら、電子レンジで温めなおして食べれますが、麺がびよーんとのびる傾向があります(何度も経験済み)。
最後までお読みいただき、コマウォヨ~またね。