昔からキムチは各家庭で冬支度として手作りをしていました。最近は、自分で作らずに買う人もいますが、それでも少なからずキムチ文化が残っています。
面白いキムチ文化
キムジャンとは?
毎年、11月頃になると、韓国ではキムチづくりのシーズンに入ります。
そのことをキムジャンといいます。
キムジャンの時期は、各家庭で翌1年分のキムチを作ります。
1年分、家族最低4人程度と考えても、必要となる白菜の量は大量です!ですから、白菜は段ボール買いをします。白菜ばかりでなく、その他にいれる具材も必要ですから、ご近所さんと一緒に大量に安く購入して分け合うのが一般的です。
一人で家族が食べる1年分を作るのは非常に大変です。そこで、ご近所さんや親せき達がお互いの家に集まって一緒に作ったり、手伝いに行ったり来たりするのです。
こちらがイメージです。
力仕事でもありますから、老若男女問わず総出でキムチづくりです。
楽しく見えますが、これがなかなか大変です。
キムジャンボーナス?!
キムジャンは、段ボール単位で具材を購入しますからお金がかかります。
そこで、韓国企業ではキムジャンボーナスといって、キムジャンをするためのボーナスが出ます。
韓国ならではの文化ですね♪
キムチ大学って何?
キムチが無形世界遺産に認定されました。
それは、キムチが健康食だからです。キムチには、にんにく、しょうが、唐辛子、野菜等がたくさん入っており、野菜をしっかりとれるだけでなく、発酵食品であることから健康に良い食品と言われています。
最近は世界からキムチの作り方を学びに来る人も増え、大学にキムチ学科というものも新設され始めています。
誰もが作れるキムチではありますが、具材の工夫や作る人の手の味によってもかなりキムチの味は異なる、深い料理なのですね。
まとめ
キムチは作ってから時間が経つにつれて発酵されるにつれて変化する味を楽しむことの出来るヘルシーな料理です。一人分でつくれるキムチの作り方を紹介していますので、ぜひ作られてみては如何でしょうか♪