小松菜キムチって?
小松菜キムチは、正式には韓国にはないキムチですが、日本在住の韓国人が作り出した秘伝のキムチといわれています。なぜなら、小松菜は韓国にはないからだと母から聞きました。母も日本に来てウン十年ですので、もしかしたら、最近は韓国でも小松菜が市場に出ているかもしれませんが、小松菜キムチの由来は上記のように聞いております。
私はさまざまなキムチを食してきた中で、小松菜キムチがいっちぼぁん好きです!この葉っぱの部分とキムチの相性がなんともいえないですね。ぜひ、みなさんにもお家で作ってみていただきたく、レシピを書くことにしました。
レシピ
材料
野菜
- 小松菜:3束~5束
- にんにく:1玉
- しょうが:1ヶ
調味料など
- タテギ:材料をまんべんなく混ぜあわせられるくらい
- 白ゴマ:適量
- 砂糖(サトウキビ、黒糖も可):おおさじ3~5杯
- 本だし:適量
- 塩:大さじ3杯(塩水をつくるため)
下準備
タテギ
キムチに入っている、コチュカル(唐辛子の粉)をペースト状にしたものを「タテギ」といいます。作り方はとっても簡単で、お味噌みたいに作っておくと、様々な料理に使うことが出来るので、ぜひ手作りしてみては如何でしょうか♪
詳しい作り方はこちらをご覧ください↓
にんにく・生姜
韓国料理に欠かせないのが、にんにくと生姜です。
ニンニクと生姜はどちらも、すりつぶします。
ちなみに、我が家はニンニクの存在感を目で見たいタイプなのでスライスしたももの入れています。
作り方
1.小松菜を二等分にカットする
ちょうど、葉と茎の部分で小松菜を半分にカットします。
2.茎部分を塩水につける
たらいに薄い塩水を作り、茎だけ20~30分つけておきます。※葉の部分は塩水につけません。
30分経ったら、水洗いをして、10分ほどザルなどにいれて水を切ります。
葉の部分を塩水につけると、苦くなってしまうので茎だけ塩水につけてくださいね。
3.葉っぱと茎をまとめる
茎の水が切れたら、葉っぱと茎をまとめます。すると茎が吸収した塩分で葉っぱもしんなりしてきます。
3.小松菜に他の材料を混ぜ合わせる
下準備しておいた、にんにく・しょうが・タテギと、調味料(砂糖、ほんだし)、白ゴマをいれて混ぜます。
混ぜ方のポイントですが、始めから全ての調味料類を全部いれてしまうと、味が辛すぎたり、甘すぎたりすることがあるため、少しずついれて混ぜ合わせながら、色味やバランス、実際に味を見て加えていきます。
辛すぎたら、砂糖を入れてマイルドに、甘すぎたらタテギを入れて味を引き締めてくださいね。
4.完成!
お皿にもれば、完成です!つけたてのキムチってとっても美味しいです!すっぱいキムチが苦手な方でもこれなら食べられるはずです。
今回は小松菜5束使用して大サイズのタッパ1つと中タッパ1つ分が出来ました。これで、我が家は大体1ヶ月もちます。もともと保存食であるキムチ、おかずに迷ったら週末に作り起きしておくと、とっても楽です。
まとめ
小松菜キムチを食べたら他のキムチが物足りなく感じます!キムチは具材をそろえて混ぜるだけという、実に簡単な料理で、作っておけば、 チゲ鍋にしたり、チヂミを作ってみたり、刻んでキムチチャーハンにすることもできます。 ぜひ、試してみては如何でしょうか♪