【韓国文化】韓国兵役義務って何?

韓国の生活文化
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日本にはない、兵役義務。KPOPアイドルも入隊時には多くの日本人ファンが見送りに行く姿を見掛けますね。誰もが関心を持つ兵役義務について、入隊から軍人生活までのあれこれについてお話したいと思います。

【日本にはない】いつ入隊するの?

入隊してからの流れ

韓国男性には兵役義務があるので、入隊する時期になると入営通知書が自宅に届きます。いわば、兵役の義務者に対する兵役の義務を果たす時期が訪れたとの国からのラブレターです。韓国の男子で生まれたからには避けて通れない道であり、人間として、男として大きな成長が期待できる修練場であるので、この義務は絶対的です。

学生であったり、諸事情があれば内容によって延期も可能ですが、若いうちに経たほうが軍隊生活は過ごしやすいといわれています。なぜなら、縦社会であるため適齢期を越えて入隊すると、かなり年下の後輩が先輩となっており、その指示に従わなければならないからです。学歴、職業関係なく入隊した順に序列が決まる横並びではない男子社会です。だから、韓国社会では何をするにも「軍隊をへているか、否か」は相手を判断する基準だったりします。

【日本にはない】軍の種類は?

陸軍・海浜隊・海軍(女性は志願)

軍の種類

軍隊の種類は以下のとおりです。

軍の種類軍の説明
陸軍 陸地での守り、戦う軍人
海軍 潜水艦、構築艦、包囲艦海で海守る、船の中で戦う軍人
空軍 航空で戦う軍人
海浜隊 (ヘビョンデ) 海から陸地へ上陸作戦を広げて戦う軍人で、海でも陸地でも戦う軍人
義警 (義務警察) 警察所に勤務、交通安全、集会管理、防犯巡回
社会福務要員 (公益要員) 障がい者、国家代表選手など、何かと軍役に支障が出る方

※ 海軍と海浜隊の違いは、海軍は海での勤務で、海浜隊は海から上陸した地点での勤務となります。

軍の入隊先の決め方

軍の入隊先は、基本的には希望の軍隊、希望地域を申請することが出来るようになっていますが、義警(義務警察)は試験を突破した人がエントリーできる警察のポジションです。また、 海浜隊は体力試験を突破した人、など、試験を突破しないと着任できない軍役もあります。

【日本にはない】どのくらいかかる? お金は出る?

どのくらいの期間で修了?

一般的には昔は満3年だったところ、最近では2年3ヶ月と徐々に減ってきましたがそれぞれ期間が異なります。

陸軍 今は574日、要するに1年6ヶ月24日から18ヶ月。
海軍 630日、要するに1年8ヶ月21日から18ヶ月。陸軍より少し長いですがその理由はわかりません。
空軍 669日、要するに1年10ヶ月で、陸軍と比較すれば100日多いので一番長かったのですが21ヶ月。
社会福務要員(公益要員)空軍とほぼ同じく659日、要するに1年9ヶ月19日。

いくらもらえる?

年度によって変化はありますのでおおよその表示となります。

基本給 ₩405,700~₩540,900
陸軍₩408,200
陸軍2等兵 ₩488,300
社会福務要員(公益要員) (交通費₩2,500+出勤日数)+昼食代₩6,000×出勤日数)+基本給
※ 義務期間を合わせてやく800万ウォンを授与されてるとのことです。

※ 社会福務要員(公益要員) とは、兵役義務を果たすことは同じですが一般軍人と資格が異なることと勤務内容がことなります。戦う軍人ではなく地域社会の福祉や公益を保つ活動をしている要員のことです。

【日本にはない】何が、何か、かわる?

軍隊という経験を通して人は大きくかわります。韓国人の一人の男性として、親にしては子として、結婚していれば夫として、子がいれば父として…。何が変わるでしょうか?

生活習慣

生活態度が良くなる

  • 呼ばれた時に大きな声で答えていたので、ものごとに素早いレスポンスが身についてきます。
  • 時間短縮のなかでの整理整頓が基本であるため、清潔さが身についてきます。

時間の概念ができる

  • 早ね早起きをしていたので定時に起きることを身についてきます。
  • 限られた時間内で行動するので、だらだらと動くのではなく、敏捷に動くことが身についてきます。

家事が身につく

  • 食べ物に好き嫌いをなくすところか、自炊が身についてきます。
  • 先輩の洗濯までするのも日課になるため、必然的に洗濯が出来るようになります。

体力がつく

  • 毎日厳しい訓練を受けるため、筋力がついてきます。
  • じっと動かずに眠気にも闘って長時間立っていなければならないため、忍耐力もつきます。

人間性

人格形成

  • 自己主張が通らない男子の団体生活から自己本位では成り立たないことが身についていきます。
  • それぞれの考えがあつまってるのに大して結論は一つ、目的も一つ、目標も一つで同じですので、大多数が決めたことや国が決めた目標に向け自分を変えることを身に付けてきます。
  • 生活や物事の考え方に節度がついてきます。
  • オモテナシと人格は別という言葉がありますが、実に思いやりが育てられてきます。
  • 色々なことに気づく人になってきます。

人間関係形成

  • 隊員、皆で一つをつくる、協力し合って歯車を壊さないことが目的なのでその気質身についてきます。
  • 涙と笑い、苦労を共にした男同士の戦友というか、その友愛は格別な宝物を見つけてきます。
  • 生まれた環境、社会環境、背景を関係なく所属するところだけでも様々な人々との出会いがあります。
  • 生まれた故郷、育てらた出身、後付の学歴、選択の職業の差を越えての関係性から、人々との垣根が低くなります。

家族への感謝の心

  • 携帯電話の使用は禁止で、手紙や週末にしか連絡が出来ません。家族や恋人への感謝の心が育まれます。
  • 厳しい訓練の中で、指揮官達から教えられることは親への感謝の心です。

人生の忘れられない宝物

兵役義務を経た人々だけに語れる思い出、大切な宝物、物語をひとりひとりが持つようになります。男性が集まれば、兵役時代の話を自慢したり、共有したりして酒のつまみで盛り上がることは大いにあることです。

同じ地域の同じ軍隊出身だと知れば、年代が異なっていても、年齢差を超えて親しくなれるほどに韓国の男性にとって兵役義務とは人生にとって実に大きなライフイベントなのです。そして、苦楽のある時間を経て除隊した時には、軍隊へ入隊する時とは別人だとよく言われます。それに気づくのは誰でもなく、張本人です。

まとめ

単なる、義務をへることだけではなく、この兵役は結婚にもつながります。事情により入隊が免除されるケースがあるため、韓国人の女性達は一般的に結婚相手には、できる限り、正式な除隊をした人を希望しています。

結婚して大黒柱になるお相手になるわけですから、兵役義務をへて凛々しく成長した大人の男性との出会いであることを希望することは当然のことです。だからといい、免除されたからとダメと言っているのではなく何らかの理由をつけて忌避してはならないということです。

もし、お相手がいれば、聞いてみるのもいいですね。男性は軍隊にいられた時間をかけがえのない時間だったと口を揃えるほどですので、語りだせばとまらないほど物語があるようです、ぜひ風呂敷を広げる機会を作ってみてくださいね♪

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