【韓国文化】韓国映画「パラサイト 半地下の家族」後編

現代ニュース

【後編】「パラサイト 半地下の家族」のストーリ

出演者

韓国語でよくわからないので、以下の相関図でご紹介します。

 引用:ブリンク映画調査隊
母ちゃん
母ちゃん

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後編

パク社長の洋酒を飲み、贅沢三昧をしていたキム一家のもとに、突然の来客が現れます。前任の専属家政婦ムングァンでした。彼女は忘れ物を取りに来たといって、家に入りますが、なかなか戻ってきませんでした。

怪しんだ妻チュンスクはムングァンの後を追うと、そこには地下室がありました。そして、見知らぬ男性が横にいたのです。 昔、富裕層の家にはシェルターとして地下室が作られていましたが、パク一家はそのことを知りませんでした。

そして、この男性はムングァンの夫。多額の借金により逃亡をして逃げる先を失った夫を、パク家の地下室にかくまっていたのです。

ムングァン夫妻も当時はパク家が留守の時には地上に上がり、 自分の家のように使用していました。そう、キセイチュウのように生きていたのです。しかし家政婦を解雇されたために、夫がその間何も食べていないことを心配して戻ってきたのでした。

前家政婦ムングァンは、妻チュンスクに「地下室に夫をかくまっていることを秘密にしてほしい」こと、「口止め料は今後支払っていく」こと、「変わりにこの男性に1週間1回でいいので食事を運んでほしい」と懇願します。

その頼みを引き受けるどころか、ヨンギョ夫人言いつけるとまでいったところで、妻チュンソクの後ろでそば耳を立てていた3人がバランスを崩し、階段から転げ落ちてしまいます。すると、前任家政婦ムングァンは4人が家族であったこと、自分が計画的に解雇されたことを知り、4人に脅迫をし始めるのです。

その脅迫を恐れた4人は前任家政婦ムングァンともみ合いになります。その最中、ヨンギョ婦人より電話が入り、大雨でキャンプは中止、急遽帰宅することを告げられます。

キム一家は、ムングァンとグンセの手足を縛り付け、地下室に閉じ込め、大慌てで証拠隠滅をします。ムングァンは再び地上に上がろうとしますが、チュンスクに突き飛ばされたのが原因で脳震盪を起こして死んでしまいます。

グンセは助けを呼ぶため、手足が縛られている身体を起こし、流血したおでこで地下室にある家の電気スイッチを何度も叩きます。家の電気はその度についたり消えたりと繰り返しましたが、誰にも気づかれませんでした。

その後、パク一家が戻ってきますが、息子のダソンがインディアンテントで寝るといい張り、夫婦と娘はリビングに集まります。

3人はパク一家の帰宅前に家を出るタイミングを失い、リビングのテーブル下で息を殺し脱出の機を計らいます。その時、父キデギが状況を打開する「いい計画がある」と息子ギウにつぶやきます。

息子ダソンが見た幽霊の話を家政婦チュンソクにします。夜中に冷蔵庫から盗み食いをしていたダソンが階段から上がってくる男性の幽霊を見て、泡をふいて倒れてしまったという話でした。

また、ギテクがテーブルの下に隠れているとは知らずに、パク社長はギテクはとても腕のいい運転手だが、異臭がするという話をします。それをギテクは聞いていました。

パク一家が寝静まったころ、無事に脱出できた3人でしたが、帰宅してみると韓国国内で大雨洪水が発生していました。

半地下の家は床下浸水でほぼ水没。 ほとんどのものが流され、持ち出せない中、息子ギウは大学時代の友人からもらった骨董品の石が入った箱だけを外に持ち出し、3人は市民体育館への避難を余儀なくされたのです。

その夜、体育館で避難市民たちと雑魚寝する中で息子ギウが父キデギに「さっき言っていたいい計画って何?」と聞くと「 計画というのは無計画だ。計画があるから予定外のことが起こる。計画しなければ予定外のこともない 」という名言を返します。そして、自分の計画が無謀であったことを謝ります。

翌日、煩雑する体育館にいる3人にそれぞれパク家から連絡が入ります。息子ダソンの誕生日パーティーの準備をするので手伝うようにとの要請でした。

全てを失い、身も心も荒んでいた時に呼びつけられた4人はそれぞれの役割を果たしていきますが、今の自分との逆境と世の中に起きていることに鈍感で平和そうに過ごしている富裕層との差に怒りを抱き始めます。

ギウは地下室に閉じ込めたムングァンとグンセのことが気になり、 山水景石の岩を持って地下室を訪れます。

すると、待ち伏せしていたグンセがギウに襲い掛かり、ロープで手足を縛り拘束。しかし、ロープが外れてギウが逃げ出そうとしたところ、ギウが持ってきた山水景石の岩でグンセに殴られ流血します。

グンセは地下から地上に上がり、キッチンの上にある庖丁を持ち出します。

そして、まっすぐに誕生日パーティーが行われている庭へと突き進み、 ケーキを持っていた娘キジョンを殺してしまいます。誕生日会場は大パニックとなります。息子ダソンは幽霊が目の前に現れて、失神してしまいます。

家政婦チュンソクはグンセを止めようと取っ組み合いになりますが、パク社長は息子ダソンを病院へ運ぶためにとキデギに車の鍵を渡せと急かします。チュンソクはバーベキューの串でグンセを刺します。その時、パク社長に渡そうとした鍵がグンセとチュンソクの間に落ちてしまい、落ちた鍵を取ろうとしたパク社長は、グンセから臭う異臭に怪訝な顔をします。

そのパク社長を見ながら、キデギは今まで度々パク社長が言葉にした「臭い」に抑圧されていた感情が一気に込みあがり、衝動的にパク社長を殺してしまいます。

会場はもっと大パニック。来客は走って家から飛び出していきます。その流れに紛れて、父キデギは家の外に逃げるものの、隙を見計らってガレージからパク家に戻り、グンセが住んでいた地下室へと逃げ込みます。そして、そこに住みつくようになるのです。

その1か月後、ギウは意識を取り戻しますが、脳手術の影響で笑いが止まらなくなります。 その状態のまま母チュンソクとギウは裁判で不法侵入と器物損害などの罪で裁かれますが、正当防衛で執行猶予が与えられます。

息子ギウは回復後、パク家の様子を丘の上から観に行きます。すると、ライトがカチカチと点灯と消灯をしているのを見て、父キデギからのモール信号が送られていることに気づくのです。

息子ギウは、 モール信号を説き、父が生存していることを知ります。

時間が過ぎ、息子ギウはパク家を購入します。息子ギウから届いた手紙に、もう地下から出てきていいよと書いてあるのをみて、父キデギは半地下から地上に上がってきます。

すると、そこには妻チュンソクと息子ギウが待っており、三人が駆け寄っていきます。

しかし、それはギウの妄想であり、願いでした。

終わり。

まとめ

後編は結構血なまぐさいシーンが多くて、まり母ちゃんはちょっときもちわるかったです^^;

後から映画が伝えたかったことを調べてみたら様々なメッセージ性が含まれていることを知りました。
演技はどの役者さんも実に素晴らしかったです!!!!!また、韓国の貧富の差を実によく表したセットだったと思います。よかったら観て見ては如何でしょうか♪

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