映画のネタバレ記事です。まだ知りたくない方は読まないでね♪
パラサイトの内容、母ちゃんが教えちゃうわよ。
【前半】「パラサイト 半地下の家族」内容
出演者
韓国語でよくわからないので、以下の相関図でご紹介します。
前編
左から息子のギウ、父親のキデギ、母親のチョンスギ、娘のキジョン。キム一家は全員無職で半地下に住んでいます。
一家は、ピザやの箱を作る内職で生計を立てていました。
携帯電話の電波が届かないほど、とても貧しい生活を強いられていましたが、その貧しさを不満に思わず、不屈の精神でたくましく、そして家族仲良く生きていました。この家族の特徴は、全員が実に賢いということです。
ある日、息子ギウの大学時代の友人がおじいさんからのお礼だと言って、ある骨董品をもってきました。
中には石の置物が入っていました。とても良いものであると渡され、家族は大事にしまっておきます。※この石が後編に出てきます。
その夜、息子ギウが大学時代の友人からの富裕層の娘の家庭教師を頼まれます。もとは友人が家庭教師をしていたのですが、多忙から家庭教師を継続できなくなり、信頼しているギウに彼女が大学に無事入学するまでの間、他の男達を寄せ付けないという条件でのお願いでした。
大学中退者であり、無職のギウは、早速妹のギジョンにお願いをして偽の卒業証明書を作成してもらいます。
ギジョンは偽の書類作成が上手で、本物と全く同じものを作り上げ、ギウはその書類を持って、富裕層の娘の家を訪問します。
その家は、ギウの実家とは相反するほどの富裕層のお宅でした。
せっかく作成した偽造の書類でしたが、娘の母であるヨンギョは、親友の紹介ならそれだけで十分と書類はまともに受け取らず、ギウを娘の家庭教師に採用しました。
富裕層でありながら、見栄を張らない人柄や人を疑わない素直な性格を持つヨンギョは、ギウの言葉をそのまま素直に信じていました。
そして、それからギウは毎週のように娘ダヘの元に通うようになります。
初訪問日の帰り、息子ギウは、この富裕層宅の長男が描いた絵をみながら、才能があると夫人ヨンギョに話を持ちかけました。すると、夫人ヨンギョは堰を切ったかのように、息子の才能を伸ばしてあげたいとの心内を明らかにします。
そればかりでなく、息子が手に負えなく悩みの種でした。
ギウはアメリカの有名美術大学を卒業したアーティストがいて子供の画の才能を伸ばすということで人気のアーティストがいると夫人ヨンギョに嘘を話し、紹介をする約束をします。
後日 、 自分の妹ギジョンを息子ダソンの絵画の家庭教師として共に夫人宅を訪問します。
あまりに若い女性の先生に不信を感じ、息子への家庭教師ぶりが気になり、様子を観に行こうと2階へあがると…
母親の自分でも手に負えない息子が短時間で人が変わったようにいい子になっている姿を目の当たりにするのです。
夫人ヨンギョはすっかり妹ギジョンの嘘の経歴を信頼し、紹介者であるギウをより信頼するようになります。
そして、知性あふれる言動と的確な指示にすっかり妹ギジョンを信頼した様子の婦人ヨンギョ。妹ヨンギョはある計画を企てます。
夫人ヨンギョとギジョンのふたりが話している様子を側耳を立てて聞いている娘ダヘ。知的な美人が際立つギジョンがギウの知人であるということで、女性としてのジェラシーを感じてします。ダヘはギウに恋していたのです。
始めは息子ギウにそっけない態度をとっていましたが、これまでの家庭教師とは違うギウの頭のキレの良さに徐々に覚え始めていた恋心を隠していました。しかし、ギジョンの出現に後押しされ、ジェラシーをギウにぶつけます。これを機に二人はキスする仲となります。
妹ギジョンは初訪問の帰宅時、専属運転手の車で近くの駅まで送ってもらいますが、乗っていたパク社長(夫人ヨンギョの夫である )の車に自分のパンツを脱ぎ棄て、あたかも専属運転手が車を私用したかのようなデマを創ります。
パク夫妻はすっかりデマを信じてあっさり運転手を解雇します。次の運転手の雇用をどうしようかと思っていた矢先、妹ギジョンは偽のロイヤル運転手紹介会社を紹介し、父親であるキデギを専属運転手に雇用させます。
父ギテクが専属運転手として、気が利き、ヨンギョ夫人の相談相手までを務める関係性を築いた頃、専属家政婦に自分の妻チュンスクを雇用させようと専属家政婦の解雇を企てます。
家族は一丸となり、専属家政婦に密かに吹き付け、咳が出るようにしかけ、受診している様子を夫人ヨンギョに写メで見せます。
そして、肺結核ではないかとホラを吹くのです。夫人ヨンギョは信頼していたキデギが見せた写メと肺結核疑惑を信じていきます。
そして、専属家政婦が咳をした時に使ったティッシュにケチャップをたらし、まるで吐血したかのように演出します。ヨンギョ夫人は確信をして専属家政婦を解雇します。
夫人ヨンギョは専属運転手ギテクが所属する偽のロイヤル家政婦派遣会社に連絡をして、家政婦を雇用。翌日からギテクの妻チュンスクがやってくるのです。これで、家族全員がパク家のパラサイト(寄生虫)となったわけです。
すっかり4人を信頼したパク一家は、留守の家は専属家政婦チョンスギにまかせて家族旅行でキャンプに出かけていきます。その留守の間、家族4人はパク家を自分の家かのようにリラックスしてくつろぎます。
まるですべてうまくいったかのように4人は感じていました。後編へつづく。
まとめ
ここまででも話の展開のテンポが速くて、とんとん拍子に貧しい一家がパク家のパラサイトになっていく姿は面白いです。
前半はここまでです。後半は乞うご期待♪
読んでくれてありがとうね。アンニョン~♪