今回は、大好きなBTSの曲、Boy with Luvの歌詞をもとに、韓国語の解説をしてみました。
歌詞で韓国語学習をしよう!
MV
歌詞
第1回の続きから始めます。
【Verse 2: V, Jin】③
◆내
所有格「私の、僕の」を意味し、性別、年齢関係なく使います。
丁寧語で使用する時は「내」ではなく、「제(ジェ)」となります。
「●●는 내 친구야.」 (●●は私の友達だよ。)、「●● 는 제 친구 입니다.」(●●は私の友達です。)という違いがあります。
◆머리맡
머리(頭)+맡(下:もと)で、枕元を意味します。
머리は「髪」をも意味し、「핀(ピン)」をつけると「머리핀」(髪留め)、 「앞」(前)をつけると「앞머리」(前髪)、 「흰」(白)をつけると、「흰머리」(白髪)という使いまわしができます。
◆에
助詞の에は、「誰々に」「どこどこへ」など、名詞の後ろにつけて使うことができます。
「東京へ」なら「동경에」、「韓国へ」なら「한국에」、「家に」なら「집에」という感じです。
◆두고싶어
動詞「두다」に、「~したい」の「~ 고싶어」をつけることで「두고싶어」、「置きたい」という意味です。
有名な言葉「보고싶어」(会いたい)も、この文型です。
두다(動詞:置く)は、「物を置く」で「물건을 두다」、「時間を置く」で「시간을 두다」 、「距離を置く」で「거리를 두다」などにも使えます。
【Verse 2: V, Jin】④
◆네
「네」は、友人や年下の人、年下の家族には使います。
年上の方には「네」ではなく、丁寧語の「(対象者) 의~」で「対象者さんの~」と使います。
例えば、어머니의 친구분(母の友人) 、선생님의 가족(先生の家族)という感じです。
「내(私の、僕の)」と「네(君の、あなたの)」は、発音が同じ「ネ」なので、混同しやすいです。文脈からキャッチするしかないですね。
◆모든
「모든 + 名詞」で、「すべての~」と使います。
例えば、「사람(人)」を付けたら、「모든 사람(みんな)」、「일(事)」をつけたら、「모든 일(すべてのこと)」、「것(もの)」を付けたら、「모든 것(すべてのもの)」、です。
◆걸
「걸」とは、 것을の省略形で、もとは、것(もの、こと)+을(助詞:~を)となります。
例えば、「料理をすることが好きです。」なら「요리를 하는것을 좋아해요.」が文語では正しい韓国語ですが、「요리를 하는걸 좋아해요.」とは口語として使える表現です。
◆다
類語には、전부(ジョンブ)、모두(モドゥ)があります。
「전부」は数やもの、「모두」は人に、「다」は人・もの・数すべてに使います。
より強調したい時には、「다」を後ろにつけて「모두 다」(全員)、「 전부 다」(全部)とも使います。
例えば、「다 먹었어요.(全部食べたよ)」「다 봤어.(全部見たよ)」「다 좋았어요.(全部よかったです)」という感じです。
◆가르쳐줘
「가르치다」 (動詞:教える)に、 「줘」(~てくれ)を語尾につけることで、「教えて」という意味になります。
他には、「와줘.」(来て)、「해줘.」(やって)等、相手にお願いする表現に使うことができます。
「줘」の部分を「주세요.(ジュセヨ)」に変えると、丁寧な表現にすることができます。
まとめ
以上、Jinのパート2行を解説してみました。
今回、学習した単語はこちらです。
- 내:私の、僕の
- 머리맡:枕元
- 에:~へ、~に
- 두고싶어:置きたい(~고싶어:~したい)
- 네:君の、あなたの
- 모든:すべて
- 걸:ものを、ことを
- 다:すべて
- 가르쳐줘:教えて
次は、JunkookとJiminのサビパートを解説していきます。
また、次の記事でお会いします!