【韓国文化】生まれた赤ちゃんに初めて祝う「100日」

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赤ちゃんが生まれた日から数えて100日目に、その日を記念するお祝いイベント「100日」があります。今や、男女の出会いで「30日」「半年」「1年」と付き合いを続いていることに祝うカップルを多く見かけますが韓国では赤ちゃんが生まれて100日からスタートします。

「100日」を祝う意味は?

赤ちゃんが誕生して100日目の日に儀式を行います。男児、女児問わず無事に成長したことを家族だけではなく親戚、村の人々に知らせ村ごとに祝う風習です。なぜ祝うかって?昔は、医術が発達していなかったので赤ちゃんにとって100日を超えることが山場でありました。その間の死亡率が高かったこと、死なずによくも乗り越えてくれたことを祝っていたのです。

韓国のドラマでも、しばしば見かけることがありますが、赤ちゃんがその家系に生まれると誰もが大門に足を踏み入れる、呼ばざる客は勝手に入ってはならないという厳しい風習があります。その意味で大門の前に飾っているのが「禁止の縄」です。ウチとソト、ソトの者は汚れものとして捉えており、生まれたばかりの真っ白で純粋の赤ちゃんによそ者の汚れがつく、不浄が移ると気縁しました。医学発達がなかった当時は、赤ちゃん周辺に不潔を寄せ付けず、丸ごと清めてあげることで、健康と長寿を願掛けしていたと言われています。

赤ちゃんが生まれたことを知らせる禁紐

赤い色の唐辛子で男の赤ちゃんが生まれたことの知らせと共に陰陽五行説的に赤色で厄除けをしていたと伝わっております。 大門の入り口を見れば、この家には赤ちゃんが生まれ祝うことがあるのだと気づき、近くには寄れないものの無事に成長して、100日目の披露日をそわそわしく待っていたのです。

「100日」には何をするの?

三神床 …

まずは、「三神床」といい、済州道特有の門前祭、家神様への祭祀を行い、赤ちゃんのこれからの健康、成長、福を祈願します。
「三神床」には、新米で炊いたご飯、ワカメスープを用意し、赤ちゃん、お母さん、お祖母ちゃんが端正に座り祈り、祈りが終わったら祭祀に使われたものはお母さんが食べますその食事は赤ちゃんの「福」であるため、他人には渡さないとされており、普段の生活でも赤ちゃんの食べ残しはお母さんが食べることが普通となっています。

三神床

祝賀会には誰を招待するの?

「100日」、百日お祝い会、 この日のために家族、親戚、ご近所の方々、同門生、同窓生、会社の同僚、先輩後輩、取引先の関係者、故郷の人びと、お世話になった方々お招きして思い切ってご馳走します。家族団欒で行うことは少なく、生まれる前からそのプランを立て祝賀客にはホテルビュッフェ式で行うのが一般的です。

祝賀客はお祝いに何を持っていく?

招待されても行かれない場合もあります、その時はお祝い金を贈るプレゼントをおくることをします。
招待されなくても、風の便りで出向いても喜んでもらえるのが風習であるため、このようなことは普通にあります。お祝い金が一般的ですが、その当時はどのようなものをプレゼントするのか…気になります。

  • お金
  • 24K99.99%純金の指輪(お金の運がよくなることを祈願する意味)
  • お米 (麦が主食だっため、裕福なることを祈願する意味)
  • 白い糸(細く長く病気せずに長寿を祈願する意味)
  • 乾燥うどん( 細く長く病気せずに長寿を祈願する意味)
  • スプーンセット(飯がしっかり食べれられことを祈願する意味)

従来は上記のようなプレゼントを用意しましたが、最近は赤ちゃんに必要なおもちゃ、下着、オムツ、ミルク、教材、生活必需品などです。相場は付き合いの関係性にもよりますが、日本の貨幣で5千円から3万円前後です。一歳の誕生会もあるので、少し控えめです。

24K純金の指輪、糸、教材、洋服、必須品、スプーン、抱っこ紐など

「100日」床…べギルサン(百日お膳)づくり

ベギルサンの行い方

赤ちゃんを主賓にしてお膳をたてます。何を作るか…赤ちゃんが食べられるわけではないので、ケーキ形の大きなホール餅、様々な材料を使った選り取りの韓国伝統のお餅、果物が用意されますが、儀式が終わると来られた方々、ご近所の方々、いつも行く八百屋、クリーニング屋、スーパー、派出所などにそれらの食べ物を配り赤ちゃんの存在を知らせます

より多くの人々に配る方が赤ちゃんに良いことが起きる、赤ちゃんの名前で100人に渡ると長寿になるとの説から軽いお付き合いでも渡す、という習慣は今だに続いています。
何も料理を食べられない赤ちゃんではありますが、百日もなれば朝と夜の区分は出来て、首がすわります。その赤ちゃんには100日赤ちゃん用の椅子に座らせ、特別な料理のお膳を広げますが、そのお膳のことを「べギルサン」(百日膳)といいます。そのべギルサンですが、伝統式と一般式があって、専門業者に頼むこともできるけど家族でつくることもあります。

お米で作った餅ケーキ、カラー餅、配って祝う餅

伝統べギルサン

伝統的な形式を守って執り行うベギルサンです。赤ちゃんの背後には屏風、食卓には伝統的な食材や料理が並びます。

伝統的な百日お膳

レンタルべギルサン・ケータリングべギルサン

最近は、ベギルサンの一式をレンタルできるサービス業者があります。事前打ち合わせをしておけば、当日の朝にセット一式を持ってきてくれセッティングしてくれます。今風の雑貨やカラーを使用したコンセプトが若い方に受けています。

レンタルべギルサン

ママが作る自家製べギルサン

ママが自分で準備する方もいます。ちょっとした長テーブルにテーブルクロスをしいて、アルバムやキャンドル、お餅、くだもの、ケーキなど、外注したり作ったりしてオリジナルで作ることが出来ます。

ママ製お膳

赤ちゃんには何かいいことあるの?

胎内髪のカット

色の区分もままならない時期に何が起きてるか、わからない赤ちゃん…右にやり、左にやりですが、赤ちゃんは生まれてずっと清めれる意味で白い布、ひも付きの綿の一体型の服装からカラーの服をやっと着れるようになります
この日は、「胎内の髪」をカットします。お腹の中で伸びた髪はこの時期に切ってあげたほうが、黒髪になり、髪の毛が丈夫でハゲにくくなるとのこと、この断髪は夫の女兄弟が行う風習がありました、そのほうが病弱にならないとの俗説があったからだとか…

赤ちゃんへのプレゼント

当然ながら赤ちゃんが健康であってお披露目できること、不健康であった場合は、赤ちゃんに不利となるためお披露目することはしませんでした。
また、赤ちゃんにとって母方の祖母から必ず抱っこ紐とお椀とスプーンを頂きます。皆が貧しかった昔、食を欠ける日はないようにとの意味が込められていたようです。

胎内の髪、さようなら~

まとめ

妊娠期間と出産して100日を合わせて365日だから祝うという説もありますが、生命体になって1年になったという意味があります。

100日の境は、赤ちゃんのこれからの人生に大切な日です。妊娠を計画してから胎教が始まり、妊娠が分かったところから色々とプランを立てていくことから育児は始まるのです。社会に適応する人、ステイタスが高い人、学問に専攻する人、さまざまな人間像の中から我が子はと…描いて育児は妊娠時からはじまりますが、100日の山を超えた日から実の始まりになります。

すべてのことにお金を結んで経済的な部分を考えなければならない時代にはなりますが、百日お祝いは赤ちゃんにとって人生初めて頂くお祝いことですから、親の経済的な面の云々はさておき、派手に、大げさなことにはならなくても、振り回されず、気負けずに小さくても親子だけでも必ず行い祝っていただきたいと思うイベントです、その価値はかけがえのない大きなものとなって戻ってきます。

ななちゃん
ななちゃん

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